淡路島の「うまい」をお届け!![ 島村兄弟 ]

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  • 淡路島の玉ねぎって本当に甘いの?
今年も新玉ねぎの季節になりましたね。
淡路島に住んでいると、「淡路島の玉ねぎって言われるほど甘いの?」と知人に聞かれることがあるのです。
しかし!生まれも育ちも淡路島!別の産地の玉ねぎを食べることは滅多にありません。
「逆に別の産地の玉ねぎとどれくらい違うのかな?」なんて聞き返す始末です。
曲がりなりにも玉ねぎを売る商売!これは調べなければ!
(ネットの力で!)

淡路島の名物「玉ねぎ」。
その特徴は言わずもがな「甘さ」です。
一般的な玉ねぎと比べると、約1.4倍程度甘いとされています。
ほかにもみずみずしく水分豊富なため、「やわらかい」「辛みが少ない」などの特徴があります。

なるほど、数値から甘いことが証明されているのですね。
甘い以外にも「やわらかい」「辛みが少ない」等の認識もされているようです。
では、どうして淡路島の玉ねぎって甘いのでしょう?


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  • (1)淡路島の環境

    淡路島の日照時間が長いので、玉ねぎ作りに適しています。
    また風通しの良い暗所で貯蔵する方法が特徴です。
    淡路島の土壌はミネラル成分が多く含まれているので、辛みを少なくすると言われています。

    淡路島の玉ねぎ作りに適した太陽や土が、甘い玉ねぎを育てるのですね。
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  • (2)育成期間と熟成

    通常の玉ねぎは収穫まで4ヶ月ほどですが、淡路島の玉ねぎはおおよそ6ヶ月から7ヶ月の期間をかけて丁寧に育てています。
    さらに収穫後吊り小屋につるすことで熟成され糖度がより増します。

    育てる期間も違うのですね。2、3カ月も違うとたいそう立派に育つことと思います。
    大量に吊るされた玉ねぎ、よく見かけます。
    私のお家の車庫にも、玉ねぎを吊るための棒があったりします。
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  • (3)他の玉ねぎと比べて糖度が約10%高い

    通常の玉ねぎが約5%前後に対して、淡路島の玉ねぎは約10%前後と高い糖度になっています。
    淡路島産玉ねぎは糖度が高いものではおよそ15度にもなるといわれ、それは特に甘いいちごすら超える甘さだといいます。
    糖度だけ見ると普通の玉ねぎでもおよそ5度程度はあり、これもまた通常のいちごと同程度の甘さ。どんな玉ねぎでもフルーツと同じくらいの甘さはあるということです。

    糖度!普通の玉ねぎでもイチゴと同じくらいの甘さがあるなんて驚きです!
    淡路島の玉ねぎはその更に糖度が高いとは。もう果物なのではありませんでしょうか。
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  • (4)玉ねぎの辛み成分であるピルビン酸が少ない

    淡路島産玉ねぎの甘みを強く感じられる理由は、辛みが少ないから。
    玉ねぎの辛み成分である「ピルビン酸」が少ないため、より甘みを強く感じられます。

    辛味を感じるピルビン酸が少ないのも、更に甘味を感じる理由なのですね。

    どうでしょう。淡路島産の玉ねぎについて造詣が深まったでしょうか?
    今度友人に「淡路島の玉ねぎって言われるほど甘いの?」と聞かれたら、
    「淡路島産の玉ねぎはね、玉ねぎに良い環境で、じっくりと育てられ、
    甘いイチゴを超える糖度があり、さらに辛みの素ピルビン酸が少ないからを甘みを強く感じるんだよ」と答えようと思います。

    皆さんも、今が旬!淡路島の新玉ねぎを、ぜひ味わってみて下さい!



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