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トマトの旬は夏じゃなくて春?!
農産物2022.03.25
日中は暖かい気候になり
春を感じる季節になってきましたね。
春はいろいろな野菜が新物として登場しますが、実はトマトが今からが旬でとっても美味しいんです!
「トマトといえば夏じゃないの?」とゆう方も多いはず。
今回は、春トマトと夏トマトの違いや、正確な旬、見分け方について詳しくご紹介していきます♪
【トマトは高温多湿に弱い】
夏のイメージが強いトマトですが、原産が南米の高原地帯で、実は高温多湿に弱く、冷涼で強い日差しを好みます。
日本でこの気候とピッタリなのが湿度が高い夏ではなく、昼夜の寒暖差があり、比較的乾燥している冬から春なんです!
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- 【なぜ夏のイメージが強いの?】
トマトの栽培の始まりは、江戸時代に観賞用として日本に伝来しました。後の明治時代になり西洋野菜が注目され、春に種を蒔いて夏に収穫したのが食用栽培の始まりと言われています。
農業が進化した今では、適切な季節に収穫できるようになりましたが、以降トマトの旬は夏とゆうイメージが強くなったとも考えられますね。
また夏はトマトの生育が早く、生産量が多くなる季節。短い期間でトマトが生産でき作業効率が高いことから、トマトが多く出荷されます。
夏は生産量の旬、春は美味しさの旬ということですね!
- 【春トマトと夏トマトどっちがおいしい?】
夏トマトは生育期間が短いことから、みずみずしく、あっさりした味わいが特徴です。暑い日に水分補給もかねて食べるのもいいですね♪
春トマトは美味しく育つ条件としての《日射量・昼夜の寒暖差・乾燥がしていること》が揃っているので、コクのある濃厚な味わいが特徴です。糖度が高く、酸味のバランスが絶妙なのでトマトが苦手な方も春トマトなら美味しく食べれるかも♪
また、ゆっくりと成長し養分もたっぷり蓄えるので栄養価も上がるそうですよ!
それぞれの良さがありますが、是非トマトがいちばん美味しいと言われる春トマトを一度味わっていただきたいです!
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- 【おいしいトマトの見分け方】
★お尻から放射線状に筋が出ているスターマークがポイント!
水分を極力減らして育てられており、糖度が高いことが多いです。
特に筋が多いトマトが◎
★ツルッと丸いモノ、凹凸がないもの
★ヘタが青々として新鮮なもの
★濃く鮮やかな赤色でずっしり重く、適度な固さがあるもの
【保存方法】
春トマトの最適保存温度は10℃。
暖かい地域が原産のトマトは寒さにとても弱いので、5〜9月以外は冷蔵庫に入れずに常温がベストです!
リコピンも冷蔵に比べ常温保存だと60%アップするそうですよ♪
【旬の春トマトは島村兄弟で】
ご紹介した春トマト、島村兄弟にも入荷してきていますので、是非お立ち寄りください!
(※いろいろな品種を取り揃えておりますが、入荷日不定期、数量限定につき売り切れの可能性もございます。ご了承くださいませ。)